美容皮膚科

禁忌
全身の筋肉の病気（重症筋無力症、ランバート・イートン症候群、筋萎縮性側索硬化症など）
妊娠中または妊娠している可能性のある方、授乳中の方
この薬剤を以前に使用し、アレルギー反応を経験した方
慢性の呼吸器障害、もしくは閉塞隅角緑内障の方
嚥下困難のある方
痙攣発作の既往がある方

リスク
額・眉間：瞼が重たい、目が開きにくい、二重の幅が狭くなる、眉毛下垂や眉毛挙上
目：目が閉じにくい、目の乾燥や角膜障害、流涙、複視、眉毛挙上
首：嚥下障害、声質の変化、呼吸困難
咬筋：咬筋の減量による頬のこけ
脇：他の部位の発汗が代償性に増える、筋肉や神経の痛み・痺れ

赤みや腫れ、注射部位の不快感や疼痛（数日）
内出血（数日から2週間程度）
アレルギー反応（発疹、血圧低下、呼吸困難、全身紅潮）

• しわ改善の場合、目的とする表情筋の動きを弱めるため、多少突っ張った感覚が残り、表情に変化が現れる場合があります。時間経過とともに落ち着いてきます。表情の左右差や、局所的筋力低下により顔面神経麻痺の諸症状を来たす可能性があります。
• 挙児希望のある方は、最終投与後2回の月経を経るまでは避妊する必要があります。また、男性は少なくとも3ヶ月避妊して下さい。
• 他院でボツリヌス治療を4ヶ月以内に受けられた方は、お申し出下さい。
• 稀に、注射による軽い頭痛を感じる場合があります。
• その他、稀な副作用として皮膚の痒みや皮膚炎、白血球・血小板減少、肝機能障害、消化器症状（吐き気、下痢や便秘など）、精神神経障害（めまいや感覚鈍麻、不眠など）が生じる可能性があります。